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開店祝い・開業祝いのマナー!贈るタイミングや相場は? | アノプレ

開店祝い・開業祝いのマナー!贈るタイミングや相場は?

新しくお店をオープンするときに贈られる開店祝い。

友達や親しい人の新しいチャレンジ、精一杯応援してあげたいですよね。

しかし、開店準備は忙しそうだし、その業界のことはよく分からない…などの理由で、お祝いを贈るタイミングや贈り物の内容を迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、開店祝い・開業祝いを贈るときのマナーや、贈り物の選び方についてご紹介しています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

開店祝いを贈るタイミングは?

開店祝いを贈るタイミングは、開店の報告を受けてからオープン日の前日までになります。

オープン当日や前日は慌ただしいので、なるべく準備期間中の早めのタイミングで贈りましょう。

レセプションパーティーやプレオープンなどに招待されている場合は、ご祝儀を持参し、本人に手渡せるタイミングで渡します。

参加できない場合や、お祝いが遅くなってしまった場合は、オープン後にお客さんとして来店したときに渡してもいいでしょう。

遠方のため、なかなか伺えないときは郵送でもOK。なるべく行ける機会を作って足を運ぶと喜ばれますよ。

スタンド花は例外!当日のオープン前に

新しいお店の前にスタンド花が置かれているのを見たことがあるかと思います。

スタンド花は、看板の役割も果たしてくれるため、通行人やご近所さんへの開店のアピールにもなりますよね。

通常の開店祝いはオープン前日までに贈るのがマナーですが、スタンド花はオープン当日に届くように手配しましょう。

プレオープンの日か、正式なオープンの日か迷うところですが、これはオーナーさんに確認しましょう。

プレオープンに招待した関係者たちに格好をつけたい場合などは、プレオープン日の配送を希望される場合があります。

お店に送るべきか自宅に送るべきか

贈る相手が友達など親しい間柄の場合、お祝いをお店と自宅どちらに送るべきか迷いますよね。

事務用品や備品などお店で使うものや、お花を贈る場合は、お店に届くようにしましょう。

ご祝儀のみを郵送(現金書留)する場合は、自宅へ送るのが無難。
手渡しなら、自宅でもお店でも相手の都合に合わせて、会えるタイミングでお渡ししましょう。

開店祝いの相場

事業の規模や、相手との関係性にもよるので、ご参考までに。

  • 友人…5,000~10,000円
  • 親友…10,000~30,000円
  • 取引先・同業付き合い…10,000~50,000円
  • 親戚…10,000~50,000円
  • 兄弟…20,000~30,000円
  • 親・子…30,000~100,000円

取引先や同業者などの関係で、過去に開業祝いをいただいたことのある場合は、そのときの金額と同額くらいにするのがマナーです。

開店祝いの熨斗・水引きは?

のし紙は、紅白の蝶結びかあわじ結びの水引きがついたものを選びましょう。

表書きは、『御祝』『御開店祝』『祝御開店』。
開業祝いの場合は「開店」の部分を「開業」に変えて。

開店祝いは現金がいいのか?品物がいいのか?

開業にはかなりの資金がかかるため、現金のご祝儀が一般的です。

開店祝いの場合は、目上の人に現金を贈っても失礼には当たりません。

レセプションパーティーなどに招待されている場合は、ご祝儀(お食事代も含まれている)の他にお花やプレゼントを贈るケースも多いです。

品物を贈るときの定番

お花や、お店で使えるものが開店祝いのプレゼントの定番です。

お花

スタンド花は、店の外に飾り、看板の代わりにもなります。

店内に飾るなら鉢植えを。定番は胡蝶蘭です。日持ちもしますし、高級感がありますね。

事務用品・備品

開店にはそれなりの費用がかかるため、お店の営業に役立つ品物のプレゼントは重宝されます。

何が必要か、何が足りないか、オーナーに確認して贈りましょう。

分からないときはカタログギフトでもOK。開業直後は慌ただしいので、期限の長めのものがおすすめです。

お酒

お祝いの席にお酒は欠かせませんよね。

お披露目パーティーでも振舞えますし、他の人と被っても迷惑にはなりません。

普段は買えないような高級感のあるものも良いでしょう。

開店祝いで贈ってはダメなもの

お祝い事ではタブーの刃物・ハンカチ・日本茶などの他、開店祝いでは、火事や赤字を連想させる火を使うものや赤いもの控えましょう。

お花を贈る場合も、赤一色はタブー。赤をメインにせず、他の色も混ぜるなどしましょう。

ただし、本人が希望した場合はこの限りではありません。

新しいチャレンジを応援しよう

開店祝いのマナーについてご紹介してきました。

マナーを守って心のこもったお祝いを贈るのはもちろんですが、新店舗を構えたオーナーさんにとって一番嬉しいのは、お客さんとしてたまに足を運んでくれることだと思います。

お祝いを贈って終わり、ではなく、ときどき顔を出すとより一層喜んでもらえますよ。