様々がシーンで贈られる、お花のプレゼント。
筆者も何回かお花をいただいたことはありますが、なぜかモノをもらったときよりも記憶に残っている気がします。
定番だけど、心に残るお花。
お祝いのときだけでなく、何気ないときに貰っても嬉しいですね。
しかし、お花は種類が多いですし、お祝いなどシーンによって使われる花が違ったりと、いつ何を贈ったらいいのか迷ってしまうこともあると思います。
そこでこの記事では、シーン別におすすめのお花の選び方をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね
フラワーギフトの種類で選ぶ
お花だけでなく、その生け方・形にも種類があります。
フラワーギフトの種類ごとに、相応しいシーンを紹介していきます。
花束
『花を贈る』といったら最初に思い浮かぶのが花束。
家で生けるのが大変・大きいと荷物になるなどのデメリットはありますが、もらった時の華やかさと持って帰るときの優越感は、これを凌駕してくれます。
アレンジメント
そのまま飾れるので、花を生ける習慣のない人・花瓶を持っていない人にも贈りやすいのがフラワーギフト。
お花屋さんでは出来上がっているものが陳列されていることも多く、時間がないときでもすぐに買って持ち帰られることでも人気です。
もちろん、花を選んでオーダーすることも可能。
鉢植え
鉢植えには「根付く」の意味があり、開店祝いや開業祝いに向いています。
反対に入院見舞いには向きません。「寝つく」入院が長引くという意味で縁起が悪いので注意。
重いので、大きいものは業者に配達してもらいましょう。
プリザーブドフラワー
生花に保存加工を施したもの。
生花より値は張りますが、枯れることなく半永久的に飾っておけ、水やりの必要もありません。
ボックス型やガラスに入ったものなど、デザインが豊富で、選ぶ楽しみもありますね。
インスタ映えも◎
ハーバリウム
ここ数年で広まったハーバリウム。
ガラスの瓶の中に花をオイル漬けしたもので、枯れることなくずっと楽しめます。
ボトルに入っている状態がかわいくて、デスク周りや洗面周りなどのインテリア小物としても人気。
手作りのワークショップが開催されていたり、キットも売っていたりするので、気軽に手作りもできます。
花言葉で選ぶ
お花のプレゼントを選ぶ上で、花言葉はかなり重要です。
シーンに不適切な花言葉のものを贈ってしまうと失礼になることがあるので、よくリサーチして選びましょう。
愛に関する花言葉
愛に関する花言葉はこちら。
告白やプロポーズだけでなく、日々の愛情の表現にも一役買ってくれます。
花 | 花言葉 | 出回り時期 |
赤いバラ | あなたを愛しています 愛情/情熱 |
通年 |
スターチス | 変わらぬ心 途絶えぬ記憶 |
通年 |
ベゴニア | 愛の告白/片思い 幸福な日々 |
通年 |
お祝いに関する花言葉
お祝いに最適な花言葉は、未来の希望を表したものが多いですね。
旅立ちや未来の幸せを祈る場面で人気。
花 | 花言葉 | 出回り時期 |
アルストロメリア | 未来への憧れ 持続 |
通年 |
青いバラ | 夢が叶う/奇跡/神の祝福 | 通年 |
スイートピー | 門出/別離 優しい思い出 ほのかな喜び |
12~5月 |
友情に関する花言葉
友情に関する花言葉には、「親愛なる」など親しみやリスペクトの意味を込めたものが多いです。
花 | 花言葉 | 出回り時期 |
黄色いガーベラ | 親しみやすい 究極美 |
通年 |
フリージア | 親愛の証/純潔 | 12~6月 |
フリージアは、純潔という意味からウェディングブーケにも人気。
お見舞に向く花言葉
お見舞いにおすすめの花言葉はこちらです。
花 | 花言葉 | 出回り時期 |
スノードロップ | 希望/慰め | 2~3月 |
キキョウ | 優しい愛情/誠実/清楚 | 6~9月 |
見た目にも清潔感があり、お見舞に向いています。
鉢植えではなくアレンジメントにしましょう。
シーン別のおすすめフラワーギフトの選び方
代表的なシーンに適したお花の選び方をご紹介します。
プロポーズ
プロポーズと言えば、赤いバラの花束!
定番でありテッパンです。
カジュアルなお祝い・記念日
家族や友達の誕生日など、カジュアルなお祝い場面のお花を選ぶポイントはこちらです。
- アレンジメント
- プリザーブドフラワー
- ハーバリウム
- 明るい色
- 本人の好きな色・花
アレンジメントやプリザーブドフラワー、ハーバリウムは、お手入れが簡単なため重くならず、カジュアルな贈り物にぴったりです。
開店・開業祝
その場所に「根付く」という意味を込めて、鉢植えが選ばれます。
定番は胡蝶蘭。持ちが良く、高価。華やかで見栄えがいいのも特徴です。
置くスペースがあれば、スタンド花もおすすめ。看板代わりとなって開店をお知らせする効果があります。
赤い花メインだと「火事」を連想させるので避けましょう。白メインで紅白にしたり、他の色も混ぜると良いですね。
お見舞い
縁起の悪い菊や鉢植え、香りの強い花はNG。
淡く清潔感があるアレンジメントがおすすめです。
入院の場合は置くスペースがないこともあるので、小さめのものを選びましょう。
贈る方も幸せな気持ちになるお花選び
お花のプレゼントの選び方についてシーン別にご紹介してきました。
どんな場面でも、お花を貰うって嬉しいですよね。
貰った方はもちろん、あげる側で選んでいるときも幸せな気持ちになります。
シーンに合ったお花のギフトを選んでみてくださいね。